望診(ぼうしん)ってなんだ?
今日のタイトル「望診」です。
”望”は目で見ること。体形や顔色、肌のつや、動作等に表れる具合の悪さや精神状態をみること。舌診も含まれます。
弱いところはからだが教えてくれます。顔は「からだ」を映し出す鏡です。
自分の顔を、じーーーっと鏡で見てみて下さい。
今からだがどんな状態なのか、みえてきますよ。
(顔と臓器の関係)
■額・・・腸
横シワが入ると、腸がゆるんでいる状態です。
■眉間・・・肝臓
眉間にタテジワが入っている方。怒りっぽい方に多いです。
肝臓がお疲れかもしれません。
■こめかみ・・・脾臓
■目の下のクマ・・・腎臓
■鼻の付け根・・・脾臓・膵臓
■耳・・・腎臓
■小鼻・・・肺・気管支
■鼻先・・・心臓
■鼻と唇の間・・・子宮
■上唇・・・胃
■下唇・・・大腸
■顎・・・生殖器
このように、顔をじっくり見てみると、いろいろな臓器のことがわかるのです。
※『肝臓』の望診
肝臓の不調の見分け方は、①イライラする ②まぶしい ③日焼けに弱い
④痙攣やこむら返りが起きる ⑤爪にサインがでている
私は①がかなりあてはまっています(-_-;)
肝臓なのに”まぶしい”って何で?って思いますよね。
顔の中でもいちばんエネルギーを使う「目」は、血液の質や量が落ちることで、十分に働けなくなってしまいます。
その血液をきれいにして送り込んでくるのが「肝臓」なんです。
つまり、目のトラブルは、同時に肝臓のトラブルにつながります。こんなときには、肝臓に注意して、養生することが大事です。
「目は口ほどにモノをいう」のです。
目のトラブルの有無だけでなく、「目の表情」もチェックするといいですね。
表情をみると、精神状態をみることができます。
胎児期にまっさきに形成されるのが脳です。まず、脳ができてからその一部分がくびれて目が形成されます。
このため、目と脳も密接な関係があり、精神活動を映し出してくれます。
睡眠剤や精神薬などを常用されているかたの目は、うつろで表情が乏しく、能面のようになっていることが多いです。
顔色が青い(皮膚の色が青みを帯びる)、眉間やこめかみに青筋が目立つ!というのも肝臓の不調をあらわしています。
皮膚が青っぽくなるのは、血液が汚れて黒ずんでいるからです。
黒ずんだ血液は、皮膚を通して見ると青色に見え、皮膚の下を通る血管を青く際立たせます。肝臓の血液浄化機能が十分に働かなくなると、血液が汚れたままとなり、粘度が増して流れが悪くなります。
毎朝、自分の顔を良く見ると、未病の段階で気づけるかもしれません。
肝臓によいマザーチンクチャーは、カーディアスマリアナス・タラクシカム・バーバリス・ハイドラスティスなどです。
サポート肝臓もお勧めです。
体調を崩してからより、日々のケアで健康維持に取り組んでみませんか。
0コメント