腸内細菌と超なかよし
今日は5月5日「こどもの日」ですね。
我が家にも2人の子どもがいますが、普段となんら変わらず・・・普通の楽しい1日を過ごしました。
先日のブログで、油やリンパや小腸のお話を書きましたので、今日は腸内細菌や腸のことを書いてみようと思います。
お母さんのお腹にいる赤ちゃんは、”無菌状態”です。
お母さんが食べたもの・吸い込んだ酸素だけで生きています。
それも、きちんと母親の腸と肺でフィルターにかけられていますから、安心なのです。
お母さんの「免疫システム」によって無菌状態にされた血液を通して食べ、呼吸しているのです。だからどんな細菌もウイルスも赤ちゃんには近づけません。
そんな赤ちゃんが、産まれてくるときに産道を通ることで、お母さんの持つ細菌・・・「膣内フローラ(基本細菌)」に接触し、たくさんの細菌をまといながら出てくるのです。
えええええっ。細菌まとってでてきていいの???
いいのです。
更には、病院のスタッフの方の手にいる細菌。病院にいる細菌。様々な細菌に次々に感染していきます。
それを、乳酸菌集団が悪玉菌から守ってくれながら、その他の細菌は免疫システムを訓練してくれます。
だから、赤ちゃんはいろいろなものを舐めます。そうして、様々な菌をとりこみ、免疫を強化しているんですね。
そうこうしながら、3年もかけて「腸内フローラ」が適切な状態になります。
(どんな細菌から成り立つかは1人1人全く違います。)
おっぱいから離乳するとき、どんなものを食べるのかによっても腸内細菌は左右されます。
近頃はなんでも「除菌」して「清潔」に保つことがもてはやされていますが・・・
はたしてそれが正解なのでしょうか。
菌は悪者なのでしょうか?
いい菌もいれば、悪い菌もいます。いい菌が増えていけるような環境を作る!
そして、腸内細菌となかよしになることが一番ではないでしょうか?
そのためにも、安心安全な食べ物をとりいれることはとても重要です。
赤ちゃんは、おっぱいを飲むことで、腸内フローラの構築を助けてもらいます。
母乳は、ビフィズス菌の定着を促します。
この菌を、赤ちゃんの時にたくさん腸に定着させられれば、免疫システム・代謝の働きがよくなるとも言われています。逆に、定着が少ないと肥満になりやすくなります。
更には、母乳を飲むことで母親の免疫システムの一部を、赤ちゃんの体の中でも機能させることができます。なぜなら、有害な菌を撃退する抗体が含まれているからです。
おっぱいは赤ちゃんにとって、腸内細菌にとって、強い味方ですね!(^^)!
腸は免疫システムの80%を司るともいわれています。
腸内環境を整え、腸をきれいに保てば、病気知らず・・・では?
いや、そうに違いない!
先日は「サポートShocho(小腸)」をご案内しました。
「サポートCho(腸)」というレメディーもあるんです。こちらは大腸のサポートです。
精神的なことがすぐにお中の具合に現れる・・・そんな時にもいいですよ。
お試しください。
今日は、母にお花を届けました。ちょっと母の日には早いけど。
まだ、いろいろわだかまりはあるけれどね(笑)
ようやく言いたいことが随分言えるようになりました(まだ修業中(笑))
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