風邪に抗生物質は効くの?
答えは「NO」です。
それなのに、病院へいくと何故か「抗生物質だしておきますね。」って言われ、
処方されることが多いですよね。
抗生物質が持つ能力は、
■細菌に穴をあけて破壊する
■細菌に毒を与える
■細菌から繁殖能力を奪う
この3つです。
風邪って、そもそも「ウイルス性」であることが多いんです。
だから、お薬(抗生物質)飲んだって効きません。
休養、水分補給があれば、2~3日で回復します。
必要もないのに抗生物質を飲んでしまうのは、身体に負担がかかります。
身体の中の”いい菌”まで皆殺しになってしまいます。
だから、副作用で下痢をすることが多いのです。
下痢にならなかったとしても、「いつもより大きいウンチ」がでるはずです。
これって、腸内細菌のかたまりなんですよ(--〆)
口から飲んだ抗生物質は、鼻水をだらだら垂らす鼻へと運ばれるわけではありません。
胃から腸へと運ばれます。
腸で吸収されてから血管を通って、鼻へと運ばれていきます。
でも、抗生物質は腸で吸収される前に腸内細菌に穴をあけたり、毒を与えたり、
細菌から繁殖能力を奪ったりしてしまいます。
その戦いの結果が、「いつもより大きいウンチ」なのです。
抗生物質を飲んで特に問題なのは子どもや高齢者です。
子どもや高齢者の腸内フローラはもともと安定していないので、抗生物質による治療が
終わっても、なかなか元の状態には戻りません。
2ヶ月以上たっても変化したままで、腸内にはビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌よりも
悪玉菌のほうが多くなるのだそうです。
そして・・・長期的な影響といわれるのが「薬剤耐性」なのです。
抗生物質を使ってはいけないのではありません。
見極めが大事なのだと思います。
重篤な細菌感染症のときなど、「いざ!」というときには必要です。
普段のちょっとした体調不良は、強い味方の「自己治癒力」でなんとかしてみませんか?
ホメオパシーという選択もありますよ♫
*****************************************
ホメオパス 辛島 恵美(からしま えみ)
健康相談のご予約などはお問い合わせフォームよりお願いいたします。
*****************************************
0コメント