腸内フローラっていつ整うの？
赤ちゃんが子宮にいる間は、無菌状態です。
母親以外に接触する事はありません。
でも、産道をおりてくるときから、大量の細菌にさらされることになります。
まずは産道で、母親の膣内フローラに感染します。
そして、母親に抱かれ、病院スタッフに抱っこされ、様々な細菌がおしよせます。
乳酸菌集団は悪玉菌から身を守ってくれ、その他の細菌は免疫システムを訓練してくれます。
赤ちゃんが初めて口にする初乳には、健康に欠かせない細菌が含まれています。
だから、腸内フローラがどんな細菌から成り立つかは、1人ひとり違います。
赤ちゃんは、しばらくすると、いろいろなものを手にとって舐めるようになります。
でも、腸内細菌によって体を守られています。
それは、母乳が腸内フローラの構築に欠かせない菌の増殖を促しているからです。
ビフィズス菌をうまく腸に定着させられると、肥満になりにくいのだそうです。
離乳後に、赤ちゃんの腸内フローラは大変な変化をとげます。
母乳だけだったものが、お米やお芋などを口にするようになります。
でも、人間ってスゴイ！
母乳は、お米などの炭水化物を消化する機能を備えた遺伝子を持つ細菌を引き付けるように
できています。授乳中に、離乳後の準備をしているんです。
それでも、離乳後の赤ちゃんがお豆や野菜をそのまま食べたら、対応できません。
それを消化するには、別の種類の細菌が必要です。
だから、未消化のまま便としてでちゃうことがあるんです。
腸内フローラは、3歳でプロになるといわれています。
じっくり育つんです。
あまり早く離乳させないほうが、よさそうですね。
帝王切開で生まれた赤ちゃんは、お母さんの産道を通っていません。
最初に触れるのは他人の手です。
お母さんの膣にいる細菌に触れていないため、腸内細菌を自力で集めなければなりません。
基本細菌を腸内に取り込むにも数ヶ月要します。
アレルギーや喘息にかかる率も高いのだそうです。
それでも、7歳になる頃には、自然分娩の子との差がなくなるようですのでご安心を。
ホメオパシーでの赤ちゃんケアもできますよ。
副作用がなく、安心です。
ミネラルバランスを整えたり、腸やその他の臓器のサポートもできるんです。
お母さんの強い味方になりそうですね♪
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ホメオパス 辛島 恵美（からしま えみ）
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