アトピー性皮膚炎とステロイド

アレルギー疾患をもつ子どもさんが増えています。

大人になっても治らないアトピー性皮膚炎に悩んでいらっしゃる方も多くらっしゃいます。

ホメオパシーをはじめたきっかけが、アトピー性皮膚炎という方も多いと思います。


アレルギー体質は何故形成されるのでしょうか。


ホメオパシー的にみると、遺伝的な要因や、ワクチンなども考えられますが、

安保 徹(あぼ とおる)先生の「絵でわかる免疫」という本の中にわかりやすく書いていましたので、ここに引用してみたいと思います。


(引用開始)

 出生時の肺呼吸開始の酸素ストレスによって、新生児は激しい交感神経緊張状態になり、これによって新生児顆粒球増多が出現します。

増加した顆粒球は、それまで続いてきた肝臓の胎児造血を破壊します。

これが新生児黄疸をつくるのです。

 このような顆粒球増多は3日間で収まり、子ども特有のリンパ球優位のパターンが15~20歳くらいまで続きます。子ども時代は副交感神経優位の時で、成長のエネルギーやストレスを吸収できる体調といえます。

つまり、リンパ球優位でもバランスがとれているのです。

 しかし、あまりにも副交感神経が優位に偏ると、過剰リンパ球パターンとなり、アレルギー体質が形成されます。

もっと具体的に副交感神経優位にする行為をあげると、次のようになります。

1)過保護 2)甘い物の食べ過ぎ 3)運動不足 4)肥満 5)排気ガス吸入

6)新建材(接着剤)からでる有機溶剤の吸入 7)農薬などの食物汚染 などです。

・・・・・・・・・・・・途中省略・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 アトピー性皮膚炎発症のメカニズムを知れば、おのずと正しい治療法が見えてきます。

では、はじめにステロイド外用剤について考えてみましょう。

ステロイドホルモンは、1950年代に入ってから臨床的に使用されるようになりました。

 最初に使われたのは、慢性関節リウマチに対してでした。

その強力な抗炎症作用によって、劇的に患者の関節炎が抑制されました。

しかし数年を経てこの抗炎症作用が見直されるようになりました。

薬を長期間使用すると激しい関節破壊が起こり、急速に病気が悪化しはじめたからです。

・・・・・・・・・・・・途中省略・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

特に、ステロイドホルモンの外用剤による副作用は、内服とは違い発現してくるまでに2年~数年と長いので、油断が生まれたのです。

そして、今日ステロイド薬害に苦しむ多くのアトピー性皮膚炎の子ども達が出現しました。

(引用終了)


現在、新生児の乳児湿疹のような状態でも、小児科にかかれば・・・

「これは弱いステロイドですから、大丈夫ですよ。」という説明がされて、塗り薬が処方されることも多いです。

でもでも!それ、0歳の子に塗っても大丈夫ですか?

湿疹は意味あってでてますよ~。


そもそも、アトピー性皮膚炎や気管支喘息などのお子さんに多いアレルギー疾患は、高学年になると自然治癒する事が多いです。

なぜ???

それは、子ども時代のリンパ球体質が15~20歳で終わるからです。

それなのに・・・

ステロイド外用剤を熱心に塗りこんでいた子どもさんには、自然治癒は起きません。

難治化してしまいます。

皮膚に塗ったステロイドホルモンは、皮下組織に沈着し、自然酸化することで「変性コレステロール」となります。

この「酸化したコレステロール」は激しい血流障害と顆粒球増多を招き、新しい病態を形成します。

だから、なぜ痒いのかというと・・・

酸化したコレステロールの刺激で局所炎症が引き起こされるから。

その他全身症状も表します。


ここで、ステロイドの恐さに気づき、脱ステをやろうとすると・・・

リバウンドが起こるのです。


新生児の内から、親があまりに神経質になり、なんでも除菌してしまうのも原因の1つかな。

離乳食をあまり早く開始しないことも大事です。

ストレスも減らすほうがいいでしょう。

ステロイドを使う前にできることも、たくさんあります。


そして、使ってしまった~と後悔しなくても大丈夫。

ホメオパシーという選択肢もあるんです。

いろいろな方法があるから、ピンときたものを是非試してみて下さい。

皮膚に湿疹がだせるということは、素晴らしいことでもあるんです。

お話会に参加したり、本を読んだりして、自然療法に触れてみませんか?

あなたの参加をお待ちしています。


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日本ホメオパシーセンター北九州小倉北

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愛鳥家ママのやさしいホメオパシー&やさしい子育て日記

日本ホメオパシーセンター北九州小倉北の代表&ホメオパス兼2児の母の日々を綴るブログです。薬をなるべく使わないで自然の力や食べ物の力を借りて心地よい暮らしを目指しています

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