いい油・悪い油っていうけれど

こんにちは。雨風が強まっている北九州です。

今日は油についてちょこっと書いてみますね。

日本人って、ちょっとメディアで紹介されたりすると、とびつきますよね。

で、翌日にはスーパーの棚からその商品がごっそりなくなってたりします。

今は亜麻仁油や生麻オイルなんかが続々売れているのでしょうか。

今まで全く興味なかったはずなのに、ちょっと健康番組なんかで特集が組まれて、「認知症予防に!」とか、「若返ります!」なんて言われると、買っちゃう。

すると、悪徳業者(こんな表現でいいのか(笑))が、売れるから、質の悪い商品まで流通にのせてしまったり・・・。


話がそれました。


脂肪は水に溶けません。

小腸にとって、脂肪は特別な存在です。なぜなら、小腸は脂肪を血液に吸収することができないからです。なので、脂肪の吸収は別の経路で行われます。

それが、リンパ系です。

血管には常にリンパ管が寄り添っており、腸内の毛細血管も同じです。

血管=太い&赤い

リンパ=細い&白い

リンパのお仕事は、血管が組織に運んだ液体を再回収して免疫細胞を体全体に運ぶこと。

これ、とってもか弱くて、重力の影響を受けるのですが、小腸の中だけは違います。

リンパがもっとも活躍できるのです。

全てのリンパ管が集まって1つの大きなチューブとなり、消化された脂肪を回収します。

このチューブは、悪い脂肪は体に悪く、いい脂肪は体にいいことを教えてくれます。

ここに集められた脂肪は横隔膜を通過!そして心臓に直接運ばれます。

だから、質の悪い揚げ油を使った揚げ物ばかり食べていると・・・

怖いのです。

逆に、良質なオイルをとっていると、体にとって良い資源となります。

とっても値段が高いですが、良質なエクストラバージンのオリーブオイルは、心臓&血管にとって、とてもよい働きをします。

様々な病気の予防効果があるという研究結果もあります。

嬉しいことに、オリーブオイルは40歳を超えた頃からちょっときになる(私だけか・・・)、無駄なぜい肉を退治してくれる働きもあるようです!


本物は、べたつきや臭みがありません。フルーティーです。

タンニンが含まれているので、飲んでみると、少し刺激を感じます。

オリーブオイルは「生」で使って下さい。

とっても熱に弱いので、フライパンで熱して炒め物・・・には熱に強い油(ココナッツ油、ごま油、バターなど)を使って下さいね。

これらの油は、”飽和脂肪酸”を多く含んでるから、悪い油だと言われてます。

でも熱に強い!

いい・悪いって、結局どこから見るか?なんですよね。


オリーブオイル(熱に弱い油)を熱する⇒空気中のフリーラジカルと結びつきやすい⇒血管障害・皮膚の老化・神経疾患などの原因になりやすい。です。

なので、フリーラジカルが結びつかないように、しっかり蓋をして冷蔵庫で保存して下さい。

(フリーラジカル:対をなさない電子をもつ分子。不安定で化学反応を起こしやすい)


動物性の脂・・・植物油より多くのアラキドン酸を含みます。

       (アラキドン酸から痛みの伝達物質が作られます。)


植物性の脂・・・菜種油・亜麻仁油・アサ種子油など

        アルファ・リノレン酸(炎症抑制作用があります)を含みます。

        オリーブオイルは、同等の作用があるオレオカンタールという成分を含み

        ます。


血管を強くし、炎症を抑える作用がありますので、例えば毎朝ティースプーンに1杯生でとってみるのも良いですね。

良い成分が含まれてまいますが、濃度が低いので、長い間続ける方が効果を実感できるとおもいます。

炎症性疾患をおもちの方や、頭痛・月経痛が頻繁にある方はお試しください。

注意していただきたいのは・・・

いくら良いものでも、摂りすぎれば害になるということ。

”ちょうどいい”量をとると体に負担にならず、良い作用をうけとれるのでは?


そして


小腸のことも書いたので、レメディー紹介♡

サポートShuchou(小腸)っていうのもあります。

小腸だけでなく、心臓に問題・違和感がある方にもお勧めです。

それでは皆さま、楽しい1日をお過ごしください。



愛鳥家ママのやさしいホメオパシー&やさしい子育て日記

日本ホメオパシーセンター北九州小倉北の代表&ホメオパス兼2児の母の日々を綴るブログです。薬をなるべく使わないで自然の力や食べ物の力を借りて心地よい暮らしを目指しています

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