綿の花

　綿の花が咲いているのをみて、お釈迦様のお話を思い出しました。

お釈迦様のお弟子さんの1人に、物や命を粗末にする人がいました。

ご飯粒を残したままだったり、衣服を丁寧に扱わなかったり。

それをみかねたお釈迦様が、そのお弟子さんの服を脱がせて町中を歩かせると、

お弟子さんが「どうか服を返して下さい」と頼みます。

そこでお釈迦様は、ひと束の綿花を渡し、「これで着物を作りなさい」と言うのです。

でも、お弟子さんは何を言われているのかわからない。

お釈迦様は、お米にしろ着物にしろ、たくさんの人の手を介してつくられている。

その方たちのお陰さまであること、だから物や命を粗末にしてはいけないと伝えたかったのです。

そう。

物が溢れる今、ついつい気軽に手に入れて、そのままになっていたり・・・

壊れたらすぐに買い換えてしまったり・・・

私も身に覚えがあります。

私も子育てをしている今、もう一度見直してみようと思っています。

そのものの背景にあるもの。

それは目にはみえないけれど、あるんです。

幾人もの人が、時間をかけて作ってくれているんです。

ご先祖様にも通じるものです。

見えないけれども、見守っていて下さるんです。

”当たり前”から”お陰様”へ。

お陰様を感じていきたいなぁと思います。

　ここで1つレメディーをご紹介。

Gossypium／アジアワタ

綿のレメディーです。

妊婦さんのつわりや、尿漏れ（骨盤底筋の伸びによる）の症状に良いです。

今日の北九州は、台風の影響で風の強い1日でした。

平日、お仕事のために健康相談のご予約が出来ない方のために、

週末も出来る限り対応しております。

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日本ホメオパシーセンター北九州小倉北

ホメオパス　辛島 恵美（からしま えみ）

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